がん保険とはどういった保険なのでしょうか。ここでは、医療保険の一種であるがん保険について詳しく見ていきたいと思います。
がん保険とは、癌にかかったときの保障を目的とする医療保険です。一般の医療保険は、あらゆる病気や怪我が原因の手術や入院をした場合に、手術給付金や入院給付金を受給できる保険であるのに対し、がん保険は被保険者が癌と診断された場合にだけ、診断給付金や入院給付金、手術給付金などを受け取ることができるというものです。日本人の死亡原因のトップにくるものが癌による死亡であり、全死因の約3割を占めます。治療期間が長く、全般的に治療費が高額なため、癌に特化したがん保険は昨今大変な人気があります。
がん保険には保険期間が終身である終身型がん保険と、保険期間が定期の5年や10年である有期のがん保険があります。終身型の保険料支払い方法には、保険期間中は保険料を支払い続ける終身払いと、60歳など特定の年齢までに保険料を支払い終える有期タイプが中心となります。有期更新型のがん保険は、保険期間が5年間や10年間のものが多く、その多くは解約手続きをしなければ自動更新されることになっています。また終身型と更新型以外に、高度先進医療対応の可否で見分ける方法もあります。日々進化を続けるがん医療の性格上、まだ健康保険が適応されない自由診療の治療法も多く、高度先進医療給付金の有無は、がん保険選択の際の重要な要素となります。
がん保険の保障内容は、最も基本的なものを挙げると診断給付金、入院給付金、手術給付金の3つとなります。診断給付金は医師によりがんであると確定診断された場合に支払われる保険です。この保険は保険会社によって支払い方法が大きく異なるので注意が必要です。入院給付金はがんによって入院した場合に、一定の日額が入院日数によって支給される給付金です。手術給付金はがんで手術を受けた場合の給付金で、支給される回数に制限は設けられていませんが、手術の種類によって金額が分かれる傾向があります。